一流のプロ選手になるためには厳しい自己管理が必要

自己管理できる人とできない人
一流のプロといわれる人たちは、例外なく自己管理に長けている。自らで目標を立て、自らを管理しながら目標を達成していく。この自己管理が徹底してできるかどうかが、凡人と一流の差となる。

会社という組織に属していると、どうしても業務命令や上司の指示で行動することが多い。 ということは、自分の行動は組織に管理されているようなものだ。

自己管理する部分といえば、せいぜい遅刻をしない、会社を休まないように健康管理に気をつけるといった程度である。仕事面の管理は、会社組織が手とり足とりやってくれているようなものだ。だから、自己管理するよりも、誰かに管理されるほうが楽といえば楽である。

ところが、管理を人任せにする習慣がついてしまうと、いざ自己管理してみようと思っても自分では何をしていいかわからない。

他人から指示・命令を与えられないと、自らで行動を起こすことがなかなかできなくなるのだ。細かいマニュアルに従って忠実に仕事をすることはできても、自分の頭で考え、自分を管理しながら率先して行動していくことがなかなかできないのである。

ビジネスマンとして大成することを目指すのであれば、自分で考えて行動を起こし、自分自身で行動を管理すべきだ。こうして小さな自己管理を積み重ねた結果として、大きな目標を達成することができる。

もちろん自己管理をきちんと行なっていくには、強い意志力が必要だ。その意志力を持続するためには、定めた目標を一つずつ確実にクリアしていかなければならない。自分の行動を自分で管理するようになると、人は主導権をより大きく発揮し、生まれながら持ち合わせている能力をより大きく活用するようになるものだ。

自己管理の大切さを認識している人は、自ずから仕事ができるようになり、リーダーとして認められ、飛躍するための大きなチャンスをつかむことができる。


自己管理するためのトレーニング
スポーツ界の上下関係を見ると、上に立った途端「他人に厳しく自分に甘い」という選手が実に多い。

後輩のときは、先輩に厳しく指導されるので自ずと練習も一生懸命やらざるを得ない。しかし、自分が上に立つと、途端に気がゆるんでしまい、自分に厳しく練習に取り組めなくなってしまうのだ。

いまは、巨人で活躍中の清原和博選手も、西武の後半時代はかなり自分に甘くなっていたと聞いている。 プロ野球の選手でも、「これでもプロなのか?」というくらいプロ意識に欠けている人もいる。プロ意識というのは、つまり選手としての自己管理能力を持つということである。

たとえば、ある選手は大金を6台の外車につぎ込んでいるし、食事は毎日焼き肉のはしご。 また、ある選手は夜遅くまで遊び回り、しばしば朝帰り。もちろん、まったくそれが悪いといっているわけではない。

ときには、息抜きが必要なのは理解できる。しかし、必要もない外車に注ぐ大金を少しでも身体のメンテナンスに使ったり、栄養学を勉強して食事に気を使ったり、毎日夜遊びしているのを週1~2回にして、残りの日は筋力トレーニングにあてたり、素振りにしてもらいたい。それこそがプロ意識であり、自己管理であろう。

人が見ていないところで、自分を、厳しく律することができることが、一流になれる条件といえるだろう。


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