自転車のタイヤやチェーンの掃除で汚れを取り除くクリーニング方法

クリーニングで100%の能力を出す

スポーツバイクの性能を100%引き出すには、日ごろのメンテナンスが重要になってきます。

基本はクリーニング(洗車)と注油で、修理は専門店に依頼するのがベター。こまめに洗車すれば自転車の状態がわかり、異常を素早く発見できるので故障もすぐに見つかります

自転車に乗れば汚れるし、雨あがりは泥だらけになります。どのくらいの頻度で掃除するかショップに聞いたら、50キロ走ったらやったほうがいいといわれたことがあります。

なんだ、毎回掃除するのかとがっかりした記憶もあります。走行後に雑巾を濡らして固く絞り、フレーム、クランク、リム、スポークなどを拭くだけでも全然違います。タイヤを雑巾で拭いておくとパンクしにくいです。

ロードバイクは乗った後に必ずカラ拭きすると、頑固な汚れが付着せずあとのクリーニングも楽になる本格的には水洗いがおすすめです。中性洗剤やディクリーザー(油落とし)で油汚れを落とし、タイヤ、フレーム、クランク、リム、スボークは洗剤で洗ってから水で落とすのがよいでしょう。

チェーンもスポンジで洗いましょう。回転部分になるべく水をかけないよう気をつける必要があります。汚れ落としができたら水洗いし、残った水は乾いた布でよく拭き取り、終わったら注油します。

水洗いはさびが出る不安があるので、パーツクリーナーを使ってもいいです。値段は高いですが油汚れは素晴らしくよく落ちるのです。

チェーンは車輪をはずしてスプロケットも別に洗うべきですが、車輪をうまく装着できないと困るので、無理にはやめておきましょう。少しでもきれいにするという心構えだけで全然後々の性能にも影響しますので、積み重ねが大事です。


雨の後にそのまま放置するのは絶対にダメ!
晴れの日だけ走行するのであれば、洗車はそれほど頻繁に行なう必要はない。
しかし、通勤などで毎日乗る人では、やむを得ず雨の中走行することになることもあり、その場合は話が別だ。悪天候時に乗車すれば自転車の汚れやダメージは目に見えて多くなる。

とくに雨天の場合はフレームにも水分が付着するため、走行後すぐにケアしてあげる必要がある。そのまま放置しておくこととは絶対にNGだ。車体が濡れたままでいることによる悪影響は、何と言っても錆。塗装されているフレームなどの大きな部品がすぐに錆びることはないが、チェーンや各部ボルトの先端部分など、小さなパーツは比較的錆びやすい。走行後は拭きとりと乾燥を中心に充分なケアを行って、愛車を憎き錆から守ってあげよう。

錆びてきてしまった箇所は単純に強度が落ちるというデメリットが発生している。ボルトの先端が錆びてしまえば工具の使用が困難になり、万が一フレームに錆が発生してしまったら、体重をかけてペダルを踏むのに躊躇してしまう。長く乗るためにも錆びさせない運用を心がけたい。


クロモリ素材
クロモリは鉄にクロム、モリブデンを添加した低合金銅。重さはアルミに負けるが、価格を抑えられ、柔らかい感触の乗り心地が特徴。フレームの中では錆びやすい素材なので、メンテナンスはしっかりと行いたい。

アルミ素材
ロードバイクを中心に、多くのスポーツバイクで採用されている金属素材。クロモリよりも軽く錆びにくいのが特徴。乗り心地は固めだが、ダイレクトな踏み感を得られる。幅広い価格帯で採用されている素材だ。


悪天候かつ悪路での走行後の泥だらけな状態のケアについて解説する。金属製品において水分は大敵だが、それに匹敵するマイナス因子は泥や砂だ。粒子が細かく隙間に入りやすいうえ、硬質で傷をつけやすいため回転系のパーツの天敵と言ってもいい。とはいえ、ロード、クロス、ミニベロではひどい悪路を走行することはそうないかもしれない。

泥問題はおもにMTBオーナーにとっての悩みになるだろう。実際に泥だらけになってしまったバイクは、パーツをパラして個別に洗うなど、これまでよりも一歩進んだ本格的な洗車が必要になってくる。もともとタフなMTBだが、それは太いフレームやタイヤなどの印象が強いだけ。チェーンやディレイラーなどはほかのスポーツバイクと同様に繊細なパーツなので、しっかりと汚れを取り除き、つねに万全の状態にしておきたい。



掃除、メンテナンス
作業時は油汚れやケミカルなどが衣類に付着する場合もあるので、汚れの目立ちにくい色、汚れてもいい服装に着替える。メカニックエプロンをすればさらに汚れを抑えられる。飛散するケミカルが眼に入るのを防ぐために、クリアレンズのアイウエアをすれば完壁だ。

用意する道具とケミカルはこれ
①艶出し保護材
②クリーナー&オイル(潤滑剤)
③チェーンオイル塗布用便利アイテム
④ウエス(作業の種類に応じて色分けして使う)


最も重要なタイヤをきれいに!
タイヤはその汚れを確認しがたくとも、実は結構汚れている。バイクを室内保管するサイクリストなら、床を汚さないためにも必須だ。お掃除する際には、同時にタイヤに異常がないかを確認すると、パンクのトラブルを未然に防ぐことができる。


ホイール&ブレーキまわりの点検お掃除
ブレーキングに関係するブレーキアーチとリムは、ブレーキパッドのかすなど意外に汚れやすい部分。クリーニングおよびパーツの状態を確認する必要がある。ブレーキアーチはパッドのリム当たり面の状態を確認。リムはフレーキパッドの当たり面を拭き掃除する。

フレーム
●タイヤを拭いたものと違うウエスを使ってきれいに拭く。その際、クリーナーを直接フレームに吹き付けてはいけない

●保護材を使用する場合は、必ずウエスに吹き付けてから汚れている部分を拭くようにしよう

チェーン(ドライブトレーン)の時短お掃除
一般的なチェーンのお掃除は、ディグリーザーで洗浄した後、潤滑剤を塗布するもの。しかし洗浄機能を併せ持つチェーン潤滑剤の1ステップを活用すれば、1つのケミカルで洗浄、潤滑を簡単に行える。

油汚れのクイックお掃除
ドライブトレーン周辺はチェーンの油汚れが付着しやすい部分。落ちにくい油汚れは、クリーナーとオイルの機能を併せ持つケミカル、フィニッシュライン・1ステップできれいにする。


1~2年に1回はショップでオーバーホールしてもらおう
オーバーホールとは、一旦バラバラにした(ホイールは通常バラさない)フレームやパーツをキレイに洗浄・注油・グリスアップし、再び組み立てる作業のことで、そのときにワイヤー、チェーン、バーテープ、タイヤ、チューブ、リムテープ、ブレーキシューなどの消耗品(場合によってはプーリー、チェーンリングなども)を交換することが多い。

プロショップの多くがオーバーホールを勧めるのは、お客さんにロードバイクを長く安全に乗ってほしいと願うからである。もちろん自分が丹精こめて組んだバイクを大切に乗ってほしいという気持ちもある。

確かにプロショップにオーバーホールを頼むことは経済的な負担も大きいかもしれないが、高価なロードバイクの寿命がはるかに伸びることを考えれば、決して割りの悪い投資ではない
広告
この記事を見た人は、一緒にこんな記事も読んでいます!