日本のおすすめサイクリングコース5選

しまなみ海道
尾道と今治を結ぶしまなみ海道には、瀬戸内の魅力がぎっしり詰まっている。基本になるのは瀬戸内の島に架かる、6つの島を渡りながら本州と四国を結んでいる、総延長80.4kmの瀬戸内横断自転車道。

世界最大の斜長橋、多々羅大橋等、島にかかる橋を渡る時の開放感を楽しみつつ、島に流れるゆったりとした時間に身を任せながらベダルを回す。

途中島内で寄り道をしたり渡船・フェリーを利用して他の島まで足を伸ばせば、さらにディープな瀬戸内を体験することができる。

途中には村上水軍で有名な因島、柑橘類の栽培が盛んでシトラスアイランドと呼ばれる生口島、大山祇神社宝物館には源頼朝、義経の奉納したと伝えられる鎧を初め国宝・重文級の刀や鎧がある大三島、伯方の塩で有名な伯方島など、見所いっぱい。

80kmという距離は走ろうと思えば1日で走れる距離。できるだけ時間をかけて、ゆったりと巡りたい。



荒川サイクリングロード
首都圏で生活している人にとっては「いつかは」ではなく「いつもの」荒川自転車道。荒川両岸に、河口から中流域の埼玉県熊谷市まで約80km続く「自転車が走れる道」の総称だ。

他の河川敷のサクリングロード同様、河川管理道路をサイクリングロードとして使用している。下流域は道幅が広く道路状況も良いため快適な走行が楽しめる。

また中流域は、日本一の川幅(堤防間距離)を持つ荒川ならではの、広大な風景の中を走れる。荒川を起点にしたサイクリングロードを走ったり、さらに上流に向かい秩父方面まで足を伸ばすことも可能だ。

川の左右両岸に続いているサイクリングロードは川幅の広さも手伝って、両岸で違った雰囲気を味わうこともできる。都心での自転車人口の増加に伴い、週末になると多くのサイクリストで賑わう。ネットや書籍での情報が集めやすいことも人気の一翼を担っているのだろう。


房総フラワーライン
「常春」の地、南房総を巡る快適ルートは、冬でも道端に花が咲き誇る。南房総といえば「花」という言葉を連想されるほどになったのは、海岸線を走る「房総フラワーライン」の影響が大きいだろう。

1月から3月に菜の花が咲くという温暖な気候は、冬になるとついつい冬眠状態に陥ってしまうサイクリストの目を覚ますのに十分。競輪選手やロードレーサー達がトレーニングの場として利用してきたのも温暖な気候があってこそだ。

ツール・ド・ちばのコースに毎回設定されているこのルート、気合を入れて走るのもよいが、年間を通じて様々な花が咲き乱れる南房総の花を愛でながら、太平洋の荒波と黒潮の恵、海の幸に舌鼓を打ちつつ、のんびりと走るのも楽しい。


京都市内の道
古都・京都は自転車で走るのにもってこい。名所の間をあっという間に移動できる手軽さは自転車ならでは。

路地裏には古都の空気が続き、周りを囲む山々の緑や、車では通過してしまいそうな所、バスの路線からは離れていて立ち寄りづらい所も自転車なら容易に楽しむことができる。

京都は盆地であり、南北の標高差があることから、まつ平らな部分は思ったほど多くない。気づかずに坂を上り下りしていることもあるだろう。しかし盆地の中であればキツイ坂はあまりないとも言える。

そのため京都では自転車は原付と並んで最強の移動手段だという説も。京都市内にはレンタサイクルや自転車ツアーを行っている所もあるので、手ぶらで京都に降り立ち、自転車で颯爽と観光することも可能だ。

ただしそんな自転車にも弱点が一つ。京都の中心部では大通りの自転車乗り入れが禁止されている。それだけは忘れないよう気をつけたい。


オロロンライン
北の大地・北海道。どの季節に、どこへ行っても、その雄大さには感服する。そんな北海道の中でも特に自然の雄大さを満喫したいなら道東・道北へ向かうべきだ。

北海道の中でも屈指の素晴らしい風景が迎えてくれることだろう。ここで紹介するのは、道北地方、日本海側の海岸をひた走る「オロロンライン」だ。

道端一直線に28台の巨大な風車が3.lkmにわたって並ぶ「オトンルイ風力発電所」、海の向こうにそびえるのは利尻富士。天気が良く見通しがよければ利尻島のみならず、礼文島が、さらに運がよければサハリンまで見渡せる。

オロロンラインの主役はなんと言っても道そのもの。ときにまっすぐ、ときに緩やかにカーブをしながらいつまでも続くかのようなその道を走っていると、北海道の雄大さを感じずにはいられない。ここでワンポイントアドバイス。

道北といえば夏でも寒い日にはストーブが必要になるところ。訪れるなら7月後半から8月上旬にかけての「ベストシーズン」を狙おう。

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