電動アシスト自転車もスポーツバイクとしてトレーニングに使える

電動アシスト自転車でスポーツ走行を楽しもう
これまであまり語られることがなかった電動アシスト自転車でのスポーツライフ。しかしこんなに便利でラクなのに、なぜかスポーツになるんです。考え方を変えてみませんか?


アシストがアップしてもスポーツ自転車になります
2008年は電動アシスト自転車が登場してから15年目にして大きな変化があった。最大アシスト量が2倍まで引き上げられたのだ。それほど坂が多くないのであれば従来規格でも不足はない。しかし上り坂が多い地域や高齢者には少々力不足の感も否めなかった。完全にアシストカットされるのは従来通り時速24km。

あくまでも発進時、低速時、上り時のパワーアップが目的だ。高齢者や女性をターゲットにして登場した電動アシスト自転車は、シティサイクルが中心だが、最近はスポーツ自転車としても乗れるカッコいい自転車も登場してきた。注目なのは「電動アシストでもスポーツ自転車になるか?」ということ。

もちろんスポーツになる。新基準のアシストカをウエイトトレーニングに例えれば、3kgのダンベルを1kgにするということ。負荷は減るけど運動には違いない。いきなり高いハードルを越えようとしてケガや失敗をするよりも、低いハードルを越えて少しずつステップアップするほうが長続きする。特に坂が多くてクルマや原付に乗っている人が生活習慣を改善するには、電動アシスト自転車はピッタリ。スポーツ自転車歴を問わず、誰でもドコでも気軽に乗れるのだから積極的に活用したい


スピードと上り坂で差を実感
まずは電動アシストで出発。やはり走り出しでアシストを強く感じます。平地で心拍数は100前後と低め。頑張って漕ぐと120弱。意外と上がるものですが、坂道を上り始めても130を超える程度でした。時速15キロから24キロに近づくにつれアシスト力は小さくなるため、時速20キロを超えるとアシストされていることはほぼ感じなかったアシスト力を効果的に使うためにはコツがあるようで、軽いギヤで漕ぐよりもちょっと重いギヤで踏み込む力を大きくした方がアシスト力は大きく感じられました。

また漕ぎ方も一定の力でベダルを漕ぎ続けるのではなく、踏み込む瞬間に力を入れてアシスト力を使ったら、その後は流すように漕ぐと効率がいいようです。
2回日はMTBに乗り換えて違いを検証。すると、スタート直後にアシストの威力を実感……。走り始めたとたん、まったくスピードが出ないのです。電動アシスト自転車と同じ速度を保つため漕ぐことに必死で、平地なのに心拍数は120超え。上り坂ではその違いが顕著。細かくギヤチェンジしながら必死で上り、心拍数は150を超えてしまいました‥。

無理のない運動強度を維持
測定結果を見てみると、効果的な強度で運動を行った時間(シマノはサイクリンク・タイムと表現)はアシスト自転車が6分なのに対し、マウンテンバイクは10分という差がありました。ただ消費カロリーはアシスト自転中の方が少し上回っています。身体がキツいと感じる運動と消費するカロリー量は比例しないのかもしれません。

乗り比べて感じたのは、電動アシスト自転車の場合、足への負担が少ないため、あまりギヤチェンジをする必要がなく、自転中に乗り慣れていない人でも比較的ラクに長時間乗れることこれも便利ですね。「毎日自転車に乗ろう」そう決めてもなかなか続けられないのが現状ですが、電動アシスト自転車なら、無理なく運動することができ、長く乗り続けることができそうです。



普通のスポーツ自転車と違って、わからないことだらけの電動アシスト自転車。そこで「よくある質問」にお答えします。

Q.走行距離は伸ばせるの?
A平地でのアシスト量を減らしましょう
各社呼び名は異なる。おおざっぱに言って「強・中・弱」とアシスト力を変えることができる。強のままで走れば坂道だけでなく平地もラクに走れるが、電池残量がすぐになくなるし、充電回数が増えるので電池寿命も短くなる。走行中のモード変更ができるので、坂道だけ強にするなど工夫しよう。変速機がついているモノは、こまめに変速するといい。

Q.電池の種類はどれがいい?
A.軽量。大容量のリチウムイオンがオススメ
大手フランドの充電池はほぼリチウムイオンで占められている。
少々高価にはなるが、軽く、容量が大きく、つぎ足し充電をしてもバッテリー容量が低下しにくい。 しかし主に近距離を走るのであれば安価なニッケル水素充電池を使ったモデルでもいい。最近は充電時の放電機能もあるので、つぎ足し充電での容量低下を気にしすぎることはない。

Q.乗り方は普通の自転車と同じ?
A.ケンケン乗りなど注意点があります。
ベダルにかかる力を検知してモーターが働くため、いわゆるケンケン乗りをすると急発進をする場合があり、とても危険。また、電源オン時はセンサーが初期化されるためペダルに乗らないこと。一時停車時にもペダルに足を乗せると、無駄な電力を使うことにもなる。


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